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問:96年から始めてどのような反響がありましたか?
成田氏:「社員が中国に行って直接講義をしたり、中国で広告を教えている先生を電通本社に招き、3~6ヶ月の研修を行ったりしました。これまで340名の電通社員が講師として中国に行き、また、90名の中国の先生方を日本へとお招きしています。」
問:こうした日中広告教育のプロジェクトで中国から表彰をされましたね。 成田氏:「このプロジェクトも10年たち、2005年には新たに『電通・中国広告人材育成基金プロジェクト』を立ち上げました。中国教育部からこうした努力に対する表彰として私個人には『教育支援記念章』を、電通には『特別貢献賞』を頂きました。日本企業としてははじめてのことです。私たちの貢献が認められて嬉しく思います。最近では、日本、中国、韓国の若者がサッカーを通じて交流を図ることを目的に、日中韓サッカーU-21代表交流戦が2006年8月から11月にかけて開催されました。電通は、10月25日、日本で日中戦が開催された際、中国から日本語を学ぶ中国人大学生約40名を招待し日本の学生との懇親会、平山郁夫先生の講演会など、さまざまな文化友好交流活動を実施しました」
問:成田さんは政府の観光戦略会議のメンバーですね。中国との観光についてどのように考えますか?
成田氏:「小泉さんが総理のときに頼まれてメンバーになりました。小泉政権が作ったビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)では2010年までに外国人観光客を1000万人にするのが目標です。05年で740万人ぐらいになったのであと一息です。身近な国から来てもらうことが大事であり、中国は観光の面から見ても大事な国です。もっとたくさんの人が日本に来てもよいと思います。それにはビザなどをもっと出しやすいようにしなければ駄目です。そうしたことを会議では言っています。中国人には日本に来たがっている人がたくさん居ますよ」
問:中国の若者に対して励ましの言葉をいただけませんか?
成田氏:成田氏「次の世代を作るのは若者です。若者が未来を作っていきます。中国経済はこれからますます発展し大きなマーケットになります。そうした中で広告の果たす役割は大きくなります。大量生産、大量消費の経済では製品をみんなに知らせなくてはいけなくなります。正しい情報を消費者に伝えるのが広告であり、広告業はますます発展します。テレビや新聞、インターネットが伝える情報を下で支えているのが広告です。情報と広告は相互関係が強いです。しっかり勉強してほしいと思います」
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