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編集部:「ぐるなび」という名前ですが、かわいいですね。
滝会長:「お母さん、お腹すいた!」って感じの名前ね。「ぐるなび」の開通記念式典で、中国の方がとてもいい名前だって言ってくれました。「ぐるなび」を皆さんがもっと知ってくれるといいよね。「ぐるなび」は日本人で知らない人はいないからね。
外食というのは、行く前にメニューが見られないし、店の雰囲気もわからない。口コミとか、普段から存在を知っている店にしか行かないんですよ。でも、「ぐるなび」を見れば、行く前に友達と相談したり、どんな店か確認できるんですよ。
店にとってのメリットもある。外食では昔から立地が大事だった。しかし今は、家賃の高い表通りに店を構えなくても、「ぐるなび」で検索できれば地図が出るから、裏通りの店でも安ければお客は来るよね。
まず、北京オリンピックまでに、「ぐるなびは便利だね」と言われるようにしたい。
編集部:中国との友好活動を色々とやってらっしゃるんですね。
滝会長:僕は、「本質的な社会貢献」をライフワークにしていて、自分の財産の一部を中国と日本の国民レベルのコミュニケーションに使いたいと思っています。
日中交流にちょうどいいと思うのが「書」で、その分野で最大の実績が、2000年の「日中書法展」です。日中を代表する各100人の書家の展覧会というのは、長い間書家たちの夢だったんですね。日本では、書道界はいくつかの団体に分かれていて、いつも話がまとまらず、なかなか実現しなかったんですが、中国仏教会会長で書家でもある趙樸初さんが参加してくれるなら、ということで話がまとまったんですね。周恩来が建設した西安市の陝西歴史博物館でやりました。日中親睦にはぴったりだったと思います。
国民のモラルの上昇とか、社会をよくする効果があるといわれているパブリックアートも僕のライフワークでね。欧米社会では公共工事費の1%はアートに使うという基本ルールがあります。ところが、日本には無いんですね。僕はそれに関してもう31年啓蒙活動をしているんですが、パブリックアートというのは私が言い出して、25年目に認められた。日本では駅がパブリックスペースの代表ですから、そこにステンドグラスや陶板レリーフを設置することをやってきまして、今、全国に438個あります。
来年には、池袋から渋谷まで7駅の東京メトロ副都心線が開通するんですが、各駅に現在の日本を代表する作家のアート作品が2つぐらいずつ設置されるので、外国の方が日本に来たときには、是非見てみてほしいですね。
中国の若い経営者と、読者にメッセージをお願いします。
滝会長:今、中国は若い成功者がどんどんでてきていますが、そういう方々が日本の若者とお互いにお金を少しずつ出し合って、公益運動や文化交流をしてほしいですね。21世紀のいい若者社会をつくるというのかな。それに、本物の日本人、本当の日本を見てもらいたい。そうすれば、話す前提が変わり、急に親しくなれる気がするんです。そのためには、お互いいいところを見合わなければならない。僕自身のキーワードは「尊敬される日本、尊敬される日本人作り」だね。
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